2019-09-19

はてなサマーインターン2019に参加しました

インターンでMackerelのウィジェットを開発しました.

はてなサマーインターン2019の参加記です.

まとめ

  • インターンへの力の入れ具合がすごい
  • はてなインターンおすすめ
  • 行ってよかった.楽しかった
  • 人が良い
  • 環境が良い
  • 色々学べた

インターンとの出会い

1, 2年前に研究室の繋がりではてなに遊びに行ったことがありました.私が所属する研究室のOBがはてなにおり,そのOBの方から研究室の先輩,そして私に話が流れてきました.

その時にバイトやインターンの話を聞き,機会があれば行ってみようと思いました.

インターン選考

選考は Web申し込み→簡単なプログラミング課題→面接 の順に行われます.

Web申し込み

書類を書かなくて良いのはいいですね.

プログラミング課題

プログラミング課題はROT13でした.アルゴリズム部分での差別化はあまりできないと思ったので,基礎的な部分をきちんと抑えることを意識して ROT N (1e9N1e9-1e9 \leq N \leq 1e9 ぐらい) といくつかのテストを書きました.

面接

面接はがっつり時間をとって行われ,十分すぎるほど話せます.インターンにおいて初めの学びがこの面接で,こちらの意見に対し,面接官の方が「意見の要約+それについて良いと思う理由」を返すのが非常に印象的でした(勘違いだったら忘れて下さい).とても話しやすかったです.要約することで相手の意見をきちんと理解していることを伝え,その上で感想を言う…… 見習おう,と思いました.

もし私がインターンの面接をまた受けるなら,今まで何をやってきたのか→なぜこのインターンに応募したのか→どのチームに配属されたいか・何をしたいか という流れを抑えると思います.今回の面接では失敗したので.

インターン

はてなサマーインターンでは講義パートの前半部分とチーム開発の後半部分に分けられます.そこで感じたことをつらつら書きます.

インターンの参加メンバー

インターンの参加者は自分を含め 8 人です.自分以外の7人,みんな強そうだと思いました(小並感).

前半2週間

わからなかったら人に聞く

メンターの方がちょくちょく声をかけてくれるので質問がしやすかったです.また,インターンに割いている人数が多いため,質問待ちをすることがありませんでした.

密度が高い

課題には業務時間ほぼまるごとかかりました.業務時間中に暇になることなく,残業続きになることなく,ちょうどよい分量だと思います.用意されているオブション課題を全部終わらせるなら残業は必要そうです.自分は業務後,社員さんに混じって呑気にMTGのドラフトをしていました.

学ぶ範囲が広くて面白い

前半二週間で様々な講義が行われます.Web開発に必要な知識に加え,コミュニティについてや企画についての講義もありました.

成果発表について

想定していた全ての機能を実装することはできませんでした(MTGのせいではないはず).経験のないフロントエンドでかなり詰まったので,全く知らない事に関してはどこかでちょっと触っておくといいかなと思います.

後半2週間

丁寧に教えてくれる

質問があれば丁寧に答えてくれるし,何もわからない状態であればペアプロをしてくれる.多くの時間を使ってもらいました.

開発に参加できた

何もわからない状態から始まりましたが,メンターやチームの方のサポートがあり何とか手を動かすことができました.

TDDとかテストとか

最初からTDDのようにテストを書いてから実装を進めればよかったんじゃないかと思っています.また,テストを読めばクラスや関数がどう使われているかがわかってコードが読みやすいんじゃないでしょうか.

誰か教えて下さい.

優しい

平和に過ごせました.ありがとうございます.

後半二週間で実際にやったこと

配属先はtomato3713さんと同じくmackerelチームで,ダッシュボードのウィジェットの開発をしました.私の担当はバックエンドで,scalaでAPIを生やしました.もっと手際よく開発したかった……

開発した機能の詳細はtomato3713さんの記事に任せます.

こんなのです
こんなのです

2019/09/30:追記

アップデート情報にアラートステータスウィジェットが載りました. ヘルプも増えてる〜(当たり前)

思ったこと

時間は大切

学びたいことがあるなら時間のある時にたくさん手を出しておいた方が良い.

悩みすぎ禁物

全くわからないときは全くわからないことを伝える.よくわかっていない状態で何かするのは無駄.

日頃の行い

そこまで時間をかけてはいないけど,技術書を読むだとか,写経でWebアプリ作るだとか,Pythonでスクレイピングするだとか,Chromeの拡張機能を作るだとかで得た知識があったおかけで,インターンでは致命傷で済みました.

学ぶぞ! という気持ちで新しいことに挑むのもいいですが,自分が必要に思う機能を小さくても良いから作ってみるということを普段から行うのも無理なく知識を増やせていいと思いました.

あんまり「会社」っぽくない……?

想像の会社とちょっと雰囲気が違いました.一部の社員の方から「サークルっぽい」「研究室っぽい」という声を聞いたので,やはり特殊なようです.ただ,東京オフィスは京都オフィスより会社っぽいとの話も聞いたので,はてなというより京都オフィスの特徴のようです.

おわりに

インターンに参加しようと思っている人へ:はてなインターンおすすめです.

インターンで会った人へ:どこかで会ったらボドケで遊んでください.

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