改善しようとすると問題が増えることもある
認識していない問題が認識できたら嬉しいけど、ただ問題が増えただけのように見える。
「改善」というと「良くなる」印象が強い。良くならない場合は「改善」ではないように思える。
例えば、ちょっとした面倒な作業を自動化する改善は、やったら良くなる気がする。
他にも、プロダクトのアーキテクチャの改善は良くなると言える。ただ、その過程で実装がイマイチとかテストが少ないとか、色々な問題を発見するかもしれない。
改善するつもりが問題を増やしてしまった。これが失敗だったのかというと、必ずしもそうではない。問題が解決できたら改善になる。
チームに新しいプラクティスを導入するというのは、開発環境に formatter を導入するみたいな話ではなくて、アーキテクチャを変えるみたいな話の方が近いと思う。
何か期待があって新しいプラクティスを導入するのだけど、問題がいくつも見つかってうまくいかない。そんなとき「これは失敗だったのか?」と思うかもしれないが、失敗なのかどうかはその時点ではまだわからないかもしれない。
まとめ
問題が起きたからダメ、問題が起きてないから良い、とはならないこともある。
全然まとまってないけど、要は何を持ってよしとするかは難しいねという話。