Kyoto Tech Talk #3 に登壇して開発合宿での体験を話した
技術イベントに出て、社内で開催された開発合宿について話した。
【オフライン開催】Kyoto Tech Talk #3 - connpass に参加して、「開発合宿の裏側 - Web アプリケーションを素早く作る」という題で発表した。みんなでわちゃわちゃ話しながら進めると早いね、という内容。当たり前なことではある。
スケジュールを何も考えずに登壇することを決めてしまい、業務が結構大変で「安請け合いしたな〜」とか「まるで忙しい人みたいだぁ」とか思うこととなってしまった。
発表の感想
習熟度にばらつきのあるチームで開発スピードを上げるための取り組み
これは自分も問題だと思っていた(自分が習熟度低い側)ので聞けたのは良かった。
習熟度の高いメンバーが参照用の実装を作り、その他のメンバーはその実装を見ながら作業を進める/その実装を改善するという方法。全部任せるのは難しいから部分的に任せる、を計画的にやっている感じ。
これまでに、熟練度の高いメンバーが開発合宿で開発した小〜中規模のアプリケーションの実装を見て学ぶ経験があったので、その方法はいかにも良さそう。
参考にするなら、Design Doc や ADR を書いておくと、何を考慮したのか、その問題を解決するためにどのような決定を下したのかがわかって進めやすくなったりするのだろうか。
テストは後から役にたつ
テストは大事なので最初から書こうねという話。
テストをあとで書こうと思っても、テストとリファクタリングの鶏卵問題が発生するので、最初から書いておいたほうが良い気はする。テスト可能にするためにリファクタリングしないといけないが、テストがないのでリファクタリングがしにくい状況になると、巨大な結合テストから始めるしかなくなって大変なことになる。
テストを捨てると速度が出るかといえばそうでもないという話も。この辺りは色々な話がありそう。
MP が削られる
定期的にイベントでインプット/アウトプットしている人すごいと思う。準備が必要だし当日発表するし懇親会で会話するしで色々あるので、自分はかなり疲れる。イベントに参加した経験が少ないので MP 消費量 2 倍のデバフがかかっているんだと思う。
ボードゲームで遊ぶなら MP 消費量はかなり抑えられるのに。懇親会で人狼しましょう。