lisp公案をやった
Googleが公開しているlisp-koansを解いた.
lispを書いた経験は,Land of lispを写経したぐらい.環境はvim + vlime.2, 3 時間ぐらいで終わるかと思ったら,まったくそんな量ではなかった.
lisp-koansは,例えるなら計算ドリル.テストに成功するように,プログラム中の穴が開いている部分を埋める.内容はlispの関数や構文についてで,問題の多くは関数の戻り値を問うものである.アルゴリズムに関する問題はない.
問題だけがずらずら並んでいるのではなくて,所々に説明も入っているため,問題集を解いているような気分になった.問題の解答もついているので,詰まって先に進めなくなるといったことは起こらない.lisp-koansは単なる問題集としてではなく,lispの関数や構文を確認するためのチートシート的な使い方もできるかもしれない.
前半部分は馴染みのある内容で分かりやすいけど,後半のマクロやCLOS(Common Lisp Object System)は,問題中の説明だけではわからないと思う(実際,自分はあまりわかっていない).
参考サイト
lispを書くのに参考になる(なりそうな)サイト.
- Common Lisp the Language, 2nd Edition
関数の一覧. - Practical Common Lisp
詳しい説明が欲しいときに. - cl-cookbook
上記と同じ.さらに,このサイトの「Other CL Resources」には書籍やサイトのリンクが複数ある.
vlimeメモ
\cc
: サーバに接続.\ss
: 式の評価.\i
: インタラクションモードに入る / 戻る.カーソルが式の上にある状態でエンターを押すと,式が評価される.<CTRL>-x <CTRL>-o
: omni-completion\dda
: リファレンスを表示.\of
: コンパイル